ビーフンは低カロリー、低たんぱく、低塩と、健康にやさしい食品です。反面、食べるとラーメンやうどんのようなつるつる感からはちょっとほど遠く、ぱさぱさ感もあったりします。ラーメンほどには毎食食べたいほどではありません。 そこで手軽に味変する技を紹介していきます。
ビーフンのたんぱく質・脂質・塩は?
ビーフンはカロリーやたんぱく質を抑えめに取れるので比較的ヘルシーな食材です。
- エネルギー:202KCal
- たんぱく質:2.5g
- 脂質:0.6g
- 炭水化物:46.7
- 食塩:3.2g
カップ麺やラーメンはカロリー・たんぱく・脂質などは多いです。 例えば「赤いきつね」なら以下となります。ビーフンと比べてエネルギーは倍、たんぱく質も4倍、脂質はなんと30倍です。
- エネルギー432KCal
- たんぱくしつ:10.6g
- 脂質:19.1g
- 炭水化物:54.4
チキンラーメンのミニであっても、たんぱく質は1.6倍、脂質は10倍です。
- エネルギー:177KCal
- たんぱくしつ:4.1
- 脂質:7.5g
- 食塩:2.5g
- 炭水化物:23.2g
ただしビーフンはパサつき感があったりしますので、毎度食べたくなるほどではありません。そこで味変しておいしくする方法をいろいろためしてみました。 なおケンミンのサイトでもいろいろレシピを紹介していますので参考にしてみましょう。 www.kenmin.co.jp
のど越し
ビーフンはパサつき感があるので、オイルをひとかけするだけでものどごしがずいぶん変わってきます。 せっかく脂質の少ない商品ですから、完成後に少量かける...といった使い方がおすすめです。
オリーブオイル
オイルをかけるとつるつる感がアップ!さらにオリーブオイルだと、ほんのりイタリアンな香りも出てきます。
ごま油
ごま油もつるつる感ががアップし、さらにごま油特有の香りも追加されて食欲もアップします。
ラー油
ラー油って辛味だけでギョウザの時だけ使うイメージがありました。 ところが市販のラー油だと、ごま油を使っているものがあります。つまり辛味とごま油特有の香りや味覚が一緒に楽しめるというわけです。 全般的においしさもアップします。
卵
目玉焼きや温泉卵を1つ加えるだけでも、とろけた黄身のドロドロ感がビーフンののど越しを和らげてくれます。 卵1個は ・エネルギー:76Kcal ・たんぱく質:6.2g ・脂質:5.2g ・食塩:0? 組み合わせると ・エネルギー:278Kcal ・たんぱく:8.7g ・脂質:5.8g ・食塩:3.2g です。 たんぱく質はさすがにちょっと多くなります。それでもカップ麺よりは低いですが。
減塩味噌汁・ポタージュ
汁ものにいれなくても、一緒に食べたほうが食べやすいです。 また、ビーフンだけ食べるよりは、満腹感もあります。 例えば減塩ポタージュを組み合わせると 1袋当たり ・エネルギー64KCal ・たんぱく:0.8g ・脂質:1.2g ・食塩:0.7g です。 組み合わせると ・エネルギー:266Kcal ・たんぱく:3.3g ・脂質:1.8g ・食塩:3.9g となり、カップ麺を食べるよりは数値は抑えられます。
調味料
キムチ
キムチを入れると、味変のうえ、シャキシャキ感も加わります。 仕上げのトッピングでもいいですし、びーすんの水分を飛ばした後に加えってちょっとだけ炒めるというのもありです。
カレー粉
焼きそばでよく使われるテクニック?の1つが、カレー粉を使ってカレー焼きそばにする方法です。 S&Bのカレー粉でオッケーです。
オイスターソース
ビーフンでもオイスターソースでコクがアップ。 量は最初は難しいですが、あまり多くならないように少量、隠し味程度からはじめてみましょう。
花椒辣醤(ファージャオラージャン)
花椒辣醤は、業務スーパーで買える花椒入りの調味料です。 花椒辣醤を入れると、辛味はもちろんのこと花椒のしびれも追加されます。 癖があるので人によって差はあるかもしれませんが、個人的には好みな味です。 apicodes.hatenablog.com
風味
青のり
焼きそばでもおなじみの青のりですが、炒めビーフンでも香りが非常に引き立って食欲をそそります。
食感
もやし
ビーフンは食感のある食べ物ではないので、しゃきしゃきした野菜を加えるとバランスが良くなると思います。 安くて手ごろな代表格は「もやし」です。もやしは早めに使わないとすつ痛むので、どんどんビーフンなどに加えて使っていきましょう。